イワシがつれて、旅費もかからないのでこれで3回目。これも「箱物行政」の「成果」か、と思いつつ、また時々する異臭、さらには沖を軍艦が通る、それが
「横須賀市リサイクルプラザ(アイクル)」
最初のとき到着とすぐ(午後一時ころだったか)15cmほどのアジが2尾つれました。その日はその後さらに小さな豆アジが3尾。あとはイワシが30匹くらい。胴つき仕掛けや自己流ぶっ込み仕掛けにはふぐ多数、メバルの掛かり、さらにゴンちゃん(ゴンズイ)も。
二日目は午後5時半からアジ、イワシに的をしぼりサビキ釣り。これでアジ一尾と40匹程度のイワシ。
これで下の子どもの夏休みのつりも終わりということで、早めに午後3時に現地到着。サビキ仕掛けのみを用意。6時半過ぎまでまったくあたりなし。周りではいろいろつれていて、たこに渡りガニ、小さなエイ。反対のお隣さんは(父親と娘さん)、小さなうみたなごをたくさん釣っていました。他には小さなメバル、メジナ、カマスと小物をひっこすり仕掛けで楽しんでいました。
時間が遅くなればかなならず釣れてくるだろう、という気持ちがあるのか釣れなくても比較的大人しかった息子。自分のつり竿をもって「遠征」。常連さんと思われるお二人に挟まれてサビキの竿を出していた。そんな折、お隣さんが黒鯛を釣り上げたということで、息子にその魚をくださるというがもらっていいか、と息子が言ってきた。遠慮するようにと最初は言ったものの、どうしてもいただきたいというので、ご挨拶に伺った。立派な黒鯛だった。
実は以前黒鯛を食べたときに口にあわなかったために、味はまったく期待していなかった。釣り場で周りの方々が「刺身がいい」「塩焼きだよ」と言ってくださったので、まず三枚におろすつもりで出刃を入れた。まず半身を刺身に、残りは骨の部分を切り落とさずに塩を振って冷蔵庫に。頭は「あら汁」用にした。
刺身、これがなんと旨いこと!とろりと脂がほどよくのって実に旨い!!
骨付き半身は翌朝「塩焼き」に。だしをとった後の昆布を乗せて焼いてみた。これも旨い!息子とすごい勢いであっという間に食べてしまった。
「あら汁」は、生姜、味噌、ねぎのみで濃厚な味。普段は料理酒やみりんを入れるのだがこの日はうっかり入れなかったがそれでも旨かった。
ところで、黒鯛をくださった方が息子に「つりが大好きになってね」と別れ際に笑顔で言葉をかけてくれました。
子どもにとっては魚をいただいた以上に思い出深い夏休みの一日になったようだ。
ちなみにこの日の釣果はイワシが60匹位。竿を上げる係りはもっぱら息子。こちらは魚の針はずしと絡みの直し役に回っていた。そんな折、一度ぼらがかかり、竿をもって行かれそうになったが針が切れてそれ以上のトラブルにはならないかった。
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