いよいよ6月、2年次後期編入の試験が始まりました。浜松など数校は終わっていますが、これから人気の高い旭川、鹿児島、山口、長崎、滋賀などの編入試験が実施されます。
英語の試験に関して一言コメントすると、
*旭川医科大学
・説明を求める問題は文全体の趣旨を十分踏まえて丁寧に分かり易くこたえること。
・ライティングについて:論じるだけの英語力がない場合は、「論じない」こと。discourse markers(moreover,therefore,I thinkなどなど[I thinkをまともに使える人は少ないです])を並べで格好をつける英文は書かないこと。自分の力量にあった英語を使ってしっかり考えて書くこと。
*鹿児島大学
・指定字数にこだわらず、まず解答に求められている事柄を簡潔に書くことを心がけること。字数を意識してだらだら書かないこと。
・全体の文意を把握していることを前提に設問が設定されているように思われるので、常に全体を意識して解答すること。
*山口大学
・「和訳」は、「抄訳」を求めている場合があるので、戸惑わないように。
・字数の判断がちょっと難しい。ぴったりの場合ととてもそれだけ書く内容がない、という場合があるような印象を受けています。
*長崎大学
・量が多く全部やり切るのが大変な問題が多いので、確実に答えられる設問にしっかり答えること。
*大分大学
・英語ではないですが、書類選考では九州出身、九州在住者が断然有利、という印象を受けています。
・英語は、英文の内容が分かれば二次は突破できます。
*滋賀医科大学
・英語を読むのが遅い人、訳しながら英語を読む人は1次を突破できないと思われます。客観テストの常として、「まぐれアタリ」で合格点に達することはまずないでしょう。
北から、南まで移動することになります。体調管理をしっかりして、実力以上の力が出せるように祈ります。