医学部を目指し、Natureなど科学・医学記事を英語で読む

2008年9月21日実施、群馬大学医学部編入試験

出題はCellからでした。iPSについての山中さんの論文が発表された雑誌です。目次だけでもおっかけておけば、課題として拾っていたであろう記事でした。

"Scientists Without Borders”
Corinna Wu(Oakland, CA, USA)
[Cell, Vol 133, 559-560, 16 May 2008]

[Summary]
A new database aims to foster partnerships among scientists in the developed and developing world and to coordinate science-based activities to help solve some of the big challenges that the developing world faces.

[Main Text](無料記事)
http://download.cell.com/pdfs/0092-8674/PIIS0092867408005655.pdf

参考サイト
Scientists Without Borders
http://www.nyas.org/programs/borders.asp

決定！２１年度群馬大学医学部学士編入試験概要・日程

２１年度群馬大学医学部学士編入試験概要・日程

出願8/19～25　1次9/21　　2次10/18,19

2年次編入は、小論文Ⅰ、小論文Ⅱということで、試験の形式はこれまでとさほど変わりはないかもしれません。ただ、印象としては、医学や生命科学を含めより広い科学的分野からの出題、ということになるような気がします。きちんと英語を読むこと、把握した点を踏まえて、設問にきちんとした日本語で答える、というのはどんな場合も求められることでしょう。
あと、これまで15人定員で、一次合格を90名出していましたが、３倍ということです。これは、３０人定員でも、面接はこれまで通り丁寧にやろう、ということなのでしょう。

http://www.med.gunma-u.ac.jp/admissions/transfer/med1.html

21年度、鳥取大学医学部学士編入試験

鳥取大も変則募集

3年次編入は5名地域枠募集。
2年次編入は5名募集
http://www.adm.zim.tottori-u.ac.jp/hennyuu/igakuka.htm

群馬大学 平成21年度医学科学士編入学募集

「要綱」の準備が遅れている、ということなので「何かあるでは？」と思っていました。

「平成21年度群馬大学医学部医学科学士編入学募集については、第2年次編入（15名）、及び第3年次編入(15名)を募集する予定です」ということです。

詳細については、7月中旬の「要綱」の出来上がりを待つしかないですが、この方式が今年限りか、どうかも知りたいところですね。

http://www.med.gunma-u.ac.jp/admissions/transfer/med1.html

琉球大学医学部学士入学年次の変更と2008年3年次入試日程

6月に大学内部の「噂」として耳に入ってきていました。
今回（来年度）が3年次の編入が最後になるようです。
そして来年度に関しては、年明けに２年次の募集をあわせて行うとのことで、来年度は募集人数が１０人以上（5人＋5人プラスα）になることが予想されます。以下に、「予告」あります。、

医学部医学科特別編入学(学士入学)の入学年次の変更について(予告)
http://www.u-ryukyu.ac.jp/admission/nyushi/h21hennyu/igaku_yokoku.html

▲3年次の編入試験入試日程
募集：5名
出願：9/1-8　一次書類選考発表　10/4
入試：10/28（2次）　[発表11/7]
　　　11/21（3次）　[発表12/5]
要綱

2009年度 東海大学医学部一般編入学試験

東海大学　（40名）　一次9/21  出願8/25～9/10　一次発表9/30
[入試概要]
http://kyogaku.ihs.u-tokai.ac.jp/homepage/hennyu.html
[過去入試問題]進学説明会・オープンキャンパスで配布
http://kyogaku.ihs.u-tokai.ac.jp/homepage/

2008年6月21日実施、鹿児島大学学士編入試験

今年はNewsweekから２題（うち一題は著者が日本人）、日本の研究者の論文から１題出題されました。読む英文の量が増えていますが、読みやすかった、という感想がありました。あとはいかに的確に日本語でまとめるか、にかかっています。

第１問　次の文章を読み、下記の問題に答えなさい。
　(出典: Akiko Kashiwagi, A Post-Car Society A gadget-crazy people show no interest in new cars,dismiss the four-wheeled horse as 'so 20th century,' Newsweek, 25 February 2008から抜粋、一部改変)
URL: http://www.newsweek.com/id/112735

【問題】　日本においで'demotorization"が進んできている理由を本文に即して4つ考え、解答欄の①～④の欄にそれぞれの理由について60字以内の日本語で説明しなさい。

第２問　次の文章を読み、下記の問題に答えなさい。
(出典: Claudia Kalb, May We Scan Your Genome? As personal genetic testing takes off, some worry that marketing is getting ahead of science, Newsweek, 21 April 2008から抜粋)
http://www.newsweek.com/id/131743
【問題】この文章は新しい遺伝子検査の登場とその問題点に関する記事である。新しい遺伝子検査にはどのような問題点があると論じているか。本文に即して日本語で300字以内にまとめなさい。

第３問　次の文章を読み、下記の問題に答えなさい。
　(出典Ichiro Kawachi et al, The Health of Japanese - What Can We Learn from America?, J Natl Inst Public Health, 56 (2), 2007から抜粋、一部改変)
http://www.niph.go.jp/kosyu/2007/200756020009.pdf

問題1.　所得と平均寿命の関係について、 figure 1の思考実験からどのような結論が導き出されているか。 70字以内の日本語で答えなさい。

問題2．本文には所得格差の「汚染」効果("pollution effect)の原因が2つ挙げられている。解答欄の①、 ②の欄にそれぞれの原因について80字以内の日本語で説明しなさい。

問題3.　著者らの理論に基づくと、今後、日本人の健康状態はどのように変化すると考えられるか　300字以内の日本語で書きなさい。

医学部学士編入試験日程情報 --- その３(6/24更新)

北海道大学 5名 一次7/26 　出願6/24－7/1 一次発表7/31
要綱
「過去の入試問題」の請求

高知大学 5名（地域枠３名）　一次7/19　　出願6/30-7/3  一次発表8/1
要綱

神戸大学  5名　一次8/6　出願7/8-14　　一次発表8/13
要綱

岡山大学 5名［地域枠３人以内］一次8/19 出願7/11-7/18  一次発表8/29
要綱

名古屋大学 5名 一次8/21 出願7/22-7/25 一次発表9/4
要綱
過去問題の入手方法

大阪大学 10名程度 一次8/21-22　出願7/15-7/18  一次発表9/12
要綱

千葉大学  5名  一次8/23   出願7/28－8/1  一次発表9/3
要綱

島根大学 10名（地域枠３名以内） 二次9/2（一次発表8/20） 出願7/15－7/22 二次発表9/12
要綱   「過去の入試問題」  20年度,  19年度

新潟大学　5名　二次9/26（一次発表9/12） 出願7/18－7/24 二次発表10/17
要綱

2008年6月14日実施、山口大学学士編入試験

英文は、JAMAとScientific Americanからの出題でした。長くもないし、難解な文ではないですが、「たっぷり書かされた」という感想が聞こえてきました。設問の詳細は未確認ですが、制限時間１５０分ということからも、論旨をきちんと捉えて的確な日本語で記述することが求められています。
JAMAから昨年も出題されていましたが、ネット上の関連記事には目を通し、それぞれのテーマについて常に思索する姿勢を身につけておくことが大切です。

その１
"Exercise may boost aging immune system"

JAMA, Vol. 299 No. 2, January 9/16, 2008
299(2):160-1
（有料記事、単体＄１５）

その２
"The Origin of Menopause: Why Do Women Outlive Fertility?"
Scientific American, 2008 April 3
（無料提供記事）

2008年6月7日実施、旭川医科大学学士編入試験

出題は以下の英文からということでした。
Growth and Proliferation of Medical Technology

http://www.ispub.com/ostia/index.php?xmlFilePath=journals/ijmt/vol2n1/medical.xml