その3の要約のヒントです。
⑦ the negative consequences of overwork on a doctor's performance when seeing patients.
⑧ the way to solve the problem of the large number of parents who want their children to see a doctor in the night time.
今回の課題は、早稲田大学国際教養学部の昨年度の問題からでした。ヒントは、設問の選択肢を流用しました。要約のコツは、だらだら訳すのではなく、一言あるいは一行で内容をまとめることです。このことは、段落ごとでも、文章全体についても言えることです。その点で、この選択肢のまとめはまとめるヒントになったのではないでしょうか。
東大の前期試験でも、要約は必ず出題されます。また、早稲田大学の文学部、文化構想学部では、一行の英語で要約する問題が出題されます。ある意味要約させることで、英語力も思考力も調べることができます。
医学部一般入試、医学部学士編入試験では、「要約しなさい」という出題形式ではないにしても、設問に答えるためには要約しつつ、英文を読む能力が求められます。相変わらず、構文把握、単語に訳語を当てはめる作業をやっているようではなかなか医学部入試は突破できません。特に、大学入試の際に「和訳」が出題される国公立大学・大学院出身者は自分の英語力の再検討が必須です。また、ある程度の期間留学していたからといって、英語の要約が必ずしもできるとは限りません。同様に再チェックが必要です。
次回は、「2月基礎確認課題」の1つとして、最近の記事の要約を課題にしたいと思います。
なお、6月の医学部学士編入試験まで、半年を切っています。本講座指導を希望される方はお早目にご参加ください。お問合せ:http://web.thn.jp/rj-netschool/otoiawase.html
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