9月20日24時をもって、9月の指導へのエントリーを終了します。
今日はちょっと時間が空いたので9月用の課題を選び、設問をせってしてしまいました。
1.医療系過去問題から
2.最新記事から指定
3.英語ライティング
これを100分でやってもらいます。もちろん、辞書などを参照せず独力でやる、というものです。
課題をやってもらって送ってもらいます。これにコメントする、という指導なのですが、ときどきお話ししておかないと、「訳はないのか」「模範解答は?」「解説プリントはないのかか?」と言った問い合わせが多くなります。
繰り返しになりますが、そういうものは「一切ありません」ということです。
こんなものを作っている暇はとてもありませんが、こんなものを使って不合格者の山を築くのに手を貸したくない、というのが本音です。
コメントの在り方は以下のようになります。
・解答の問題点を指摘する(一部書き方の例を示す)
・問題点のある一部の答案についてコメントする
・まだ採点レベルでないと指摘して詳細なコメントはしない。形になりそうな答案があれば一つにしぼって解答の作り方を示す。
大雑把にいうと、以上のようなスタンスです。ちょっと直せばいい答案になる場合はそれでいいのですが、ほとんどの答案は問題山積です。それをひとつひとつ詳細にコメントしてもすぐに忘れてしまうので、ポイントを絞って問題点を指摘するようにしています。一つにしぼれはある程度印象に残り、自分の課題として取り組んでもらえているように思われるからです。
また、ある程度できている答案については、志望大学が有望であるという指摘、問題点が修正できれば合格の可能性も、といったコメントもしています。逆に、「これじゃなかなか合格は難しい」というコメントもします。こういうコメントはかなりの精度があると自負しています。
今一つ言っておきたいことは、「基礎確認指導」と「基礎」なのですが、扱う素材が平易、ということでは必ずしもありません。参加者からは「課題の難度」「時間あたりの分量」「コメントの厳しさ」は『日本一』だそうです(笑)。
結局のところ、どこに焦点を絞っているか、というと、それはやはり「合格」です。実力以上の力を発揮するにはどうあればいいか、ということを常に考え、指導にあたっています。疑問点、不明点が、講義、解説プリント、和訳などで示されてしまっては、自力で取り組む力は決して身に付きません。「分かった」などという自己満足で自分を慰めていては、合格は見えてきませんね。
だらだら書き並べましたが、参加する参考になれば幸いです。
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