昨日(5/30)の浜松医科大学・第2年次後学期編入学試験(英語)は、ほぼ平年通りの出題でした。英作文は、昨年テーマを設定して書かせる問題でしたが、下線部訳に戻りました。出典は英文記事から。英語Aは,有名どころの英文で、邦訳のある文章でした。
英 語(A)
文章を読み.以下の問いに日本語で答えよ。
出典:Morowitz, Harold J. 2000. "Rediscovering the Mind." In: Douglas R. Hofstadter and Daniel C. Dennett (eds.). The Mind's I: Fantasies and Reflections of Self and Soul, New York: Basic Books.
設問
(1)This role ~ position.
問1.下線部①が述べている立場とはどのような立場なのか, ‘ambivalent'の意味が明確になるように説明せよ。 (150~200字で答えること)。
(2)The study of life ~ concept.
問2.下線部②が述べている内容を,例を挙げながら説明せよ(150~200字で答えること)。
英 語(B)
文章を読み.以下の問いに日本語で答えよ。
出典: Sandra Aamodt, Sam Wan. (2008) "Welcome to your brain: why you lose your car keys but never forget how to drive and other puzzles of everyday life", p171, Bloomsbury, New York.
問1:下線部①の‘Samの質問(50~70字で答えること)とそれに対するHolinesの返答(90~110字で答えること)について述べよ。
問2:下線部②の'this'の示す内容について述べよ(20~40字で答えること)。
問3 :下線部③の'prefrontal lobotomy'で起こり得る副作用について述べよ(40~60字で答えること).
英 語(C)
文章を読み,以下の下線部①・②,③を英訳せよ。
出典: Castillo M English as an International Language: Web-Based Help AJNR Am J Neuroradiol. 2009;30 857-858)
①米国神経放射線学会雑誌(American Journal of Neuroradiology, AJNR) に投稿される全ての論文約30%は北アメリカからである。英国、オーストラリアを除いた残りは英語を母国語としない人からである。これは他の雑誌かが経験していることにも当てはまる。
[中略]
②英語力は非常に重要である。なぜならば、不適切に書かれた外国語論文は拒絶される可能性が大きい。採択された時もさらに修正を要する。
[中略]
③英語の使い方の誤りの平均的頻度が高くなるにつれて、採択率は徐々に下がった。当分の間、英語は科学の言葉であり続ける。
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