今年もそろそろ医学部学士編入試験が始まります。
なかなか時間がなく、コメントすることができなくて心苦しい限りです。
あれこれ情報を集めていて、とんでもないものに遭遇しました。
これが最大手の予備校の講義か!?とびっくりしました。
英語の授業を和訳を一緒に読み答案を作る講義が当たり前になっている、
という話は聞いていましたが、
これにもびっくり。
東海大学 英語 概要講義
https://www.youtube.com/watch?v=A4zKM4hjp9Q
1.面接で「総合医」を目指すのはダメ。
確かにそうだが、問題はそんなところにない!
そもそも、学士編入試験は、他の専門から医学に鞍替えするのだから、
医学については、「分からない」というのが当たり前のこと。
浅知恵で知ったかぶりをして、「決意表明」するとまずアウト!!
2.英語の学習については、
英文を速く読む方法はテキストに書いてあるから割愛、
としているが、速く的確に読むには「方法」ではなく、
訓練が必要。また「速く読む」とは100語/分程度らしいが、
とんでもない。高校生だって200語/分程度は読める!
A4一枚(500語程度)を2~3分というところ。これを達成するには、
「方法」ではなく訓練あるのみ。
それにしてもチンタラしたしゃべり、聞く時間の無駄。
予備校に問い合わせるときには、何人合格したかではなく、
何人の受講生から何人が合格者したかを聞くべき。
東京医科歯科大学の合格者のメッセージ:
☆合格者メッセージ☆
https://www.youtube.com/watch?v=HXiVAghPpzw
時間がたっぷりある人は、彼女が言うように、
まずインプット、そしてアウトプットという勉強をノート作りをしながら
やってください。
確かに一般的な勉強方法なのだろうけれど、
「馬鹿な勉強方法」というのが当方の認識。
英語で言えば、単語や文法をやって、読解の練習。
そして問題の解答作り、ということになるのでしょう。
こういうのを中途半端な「帰納法」的な英語の読み方、と考えます。
英語を的確に速く読むには、まず英文にあたって「演繹」的に読まなければ、速く的確に読めるようにはならないと当方では考えます。
まして、訳を見ながら英文を読むなのは論外です。
今年後半、来年の受験予定者で、「志願文」の書き方、英文リーディング訓練方法、面接に関する心構えに関して、指導を希望される方はお問い合わせください。
お問い合わせ:http://web.thn.jp/rj-netschool/otoiawase.html