紙、本の資料を電子ファイル化するためには、画像をまずPDF化しておくことを紹介しました。これをメモリーカードに保存しておき、これを出先に持っていくと便利ではないか、という提案です。このファイルに授業や講義で書き込みしたい場合には、PDF編集ソフトを使ったり、スクリーンショットで、ワードに取り込めば、きれいに整理できます。特に、後者は特別に費用がかかりません。最新版のABODEreaderXも、注の挿入ということであれば書き込み可能で、利用の仕方しだいではおもしろい勉強法になるかもしれません。
さらに、このPDFファイルをテキストファイル化することで、辞書の自動検索が可能になり、勉強の効率化がはかれます。
ところで、このところWeb上の読めるebookの規格が目白押しで、googleも参入したことが昨日報道がありました。これらのebookは単に読むのであれば快適ですが、別のファイルに取り込む機能はありません。取り込むためには、画面、ウインドウをスクリーンショットすることになります。これをそのまま保存してもいいのですが、OCRでテキストファイル化することがおススメです。その際に、以下のプリターのおまけソフトには機能がありませんが、それぞれの通常版ではソフト自身にスクリーンショット機能がついており、そのまま取り込めます。
ちなみに、ウィンドウ上でスクリーンショットするには、PrtScr(PrintScreen)キーを使います。アクティブ・ウインドウのみに限定する場合がほとんどですから、その際はAltキー+PrtScrでクリップボードに取り込めます。なお、PDFファイルから領域指定して、クリップボードに取り込むには、編集→スナップショットを使います。
電子ファイルを持ち歩く、ということではiPadなどを考えがちですが、今のところは安価なNetbookの方が使い勝手がいいように思います。授業や講義で書き込をする場合も使いやすいように思われます。ただし、バッテリー駆動時間は要チェック!
以下、ADFなしの安価なスキャナー機能つきプリンターです。
・キヤノン PIXUS MP490[特価:¥7,080 (税込)ヨドバシ]Lan機能、ADFなし。スキャンしたデータをメモリーカードに直接保存可(保存形式:JPEGまたはPDF)PDF形式で保存する場合、最大100ページまでファイル保存が可能。読取革命 Lite | 高性能・活字カラーOCRソフト
・キヤノン PIXUS MP280[特価:¥7,080 (税込)Amazon]
エプソンは、メモリーカードへの直接書き込み、PDF出力ができませんが、おまけソフトに「読んde!!ココ」(機能限定版)。
・Epson PX-402A[特価:¥5,680 (税込)ヤマダ電機WEB]Lan機能、ADFなし。対応メディア(メモリーカード) 無(PCと接続し、画像を保存)スキャン機能+読んde!!ココ パーソナルPDF出力不可