このブログでご案内しているように、毎月の「基礎・実力確認問題」による無料の指導を行っていますが、当スクールには「医学部学士編入試験」を目指す人のための指導講座(以下「本講座」[有料])があります。
無料講座及び単発講座(過去問指導など。[有料])では、決められた学習素材のみについて指導するのに対して、この本講座では、指定課題の他に、日常の学習から、提出課題作文、2次の小論文指導まで個人的にサポートしています。弱点を徹底的に指摘し、指導しますので、逃げ出す人もいますが、ほとんどの人はこちらの意図を理解し、どんどん実力を身につけています。
指導は、1クールが5回(一回は2時間程度)で、最長2ヶ月で終了します(最終合格者平均は4~5クール受講)。この間、日常指導として、指定課題の他に、ニュース記事の要約指導、英文ライティング指導、基本文法・語法の確認、論文作製指導なども必要に応じて行います。
指導の概要は次のようになります。
まず、1)指定課題(批評記事2つあるいは過去問題一カ年分)は、最新の論評記事を中心に、過去問題も取り上げます。過去問題でも設問に関係なく、常に全体の要約をやってもらい、同時に英文について不明点を全て指摘することを課します。これを通して、英文の理解力、日本語での記述力を訓練し、英語の語学的な弱点にも焦点をあて、指導しております。
次の日常指導として、ニュース記事の要約と英文ライティング指導があります。これらはレベルに応じて課題を設定したり、読みたい記事を自分で選びます。ニュース記事を日頃読むことで、出題されるテーマはほぼ完全に視野に入ってきます。ライティングは基礎作文から出題レベルまでを繰り返し訓練することで、苦手な人でも標準以上の(合格レベルに達する)作文力を身につけているようです。
その他、二次試験の小論文、提出課題文についても随時指導します。学科的な基礎力としては医学部学士編入試験合格レベルに達している人でも、日本語の文章をしっかり読めなかっり、まとめる習慣が身に付いていない人は多いです。この点がネックになって四年も五年も予備校通いをしてきた人にもよく出会います。
さらに、基本文法・語法の確認、ということでは、受験問題集などを使うのではなく、実際に読んでいる医療、生命科学関連の英文記事から、ピックアップして確認する方法をとっています。文法や語法は、辞書を引いたり、参考書を読んだだけでは「分かった」と思っても、使える力は身についていないことがほとんどです。
実際本講座に参加されると、月一回の『実力確認問題』の指導とくらべ、10倍以上の英文量を一ヶ月でやることになります。『実力確認問題』の指導のみに参加されている方は半年たっても実力の伸びが見られず、歯がゆい思いをすることが多いです。やはり日常の指導を通して激しく弱点と格闘することが大切なのだと思います。
お問い合わせは、
http://www7a.biglobe.ne.jp/~rj_netschool/cgi-bin/postmail10/postmail.html
の「自己紹介」の欄に、参加希望の旨を書き添えてください。英語の現状を具体的に記入していただければ、基本的な学習プランをご提案いたします。
また、「お試し指導」をご希望の場合は、「確認問題」をやっていただき、実力についてコメントさせていただきます。