「確認テスト」の参加者の方からの情報によると、
『わかる!できる!医歯薬系の英単語』第二版(学研)
には、
「・・に取り組む」という訳語で、
例文:address a serious matter [重大な問題に取り組む」
とあるそうです。
一方、同じ医学部受験向けの単語集、
『医学部受験の英単語』初版(河合出版)
にはありません。
なお、『ジーニアス英和辞典』1995年6月20日 発行(大修館)
「6 〈物・事〉に焦点をあてる,的をしぼる,取り組む」
という扱い。
一方、『英辞郎』では、
1 (問題などを)解決するために努力する、
(問題を)扱う、(問題に)当たる、
(仕事・問題などに)本気で取り組む[取り掛かる]、~に対して何らかの処置を施す、
~に注意を向ける[対処する・対応する・精力を傾ける]、
~を何とかする(do something about)
the San Francisco Chronicleには、
........
To address this nature deficit, the California Biodiversity Council is focusing its efforts on reconnecting youth to the outdoors. When it meets this week, it will adopt the California Children Outdoors Bill of Rights that lists 10 outdoor activities that every child should experience before age 14. ...........全文は↓
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2008/10/08/EDB913D53B.DTL&type=green
という文章が出てきます
科学系の記事だけではなく、一般的な記事にも普通に使われています。
単語集などでおぼえた「訳語」を英文に当てはめて
読もうとして、大きく意味を取り違える人がいます。そういう人に限って、さらに単語の訳語を覚えようとする傾向が強いように思われます。
英語の意味は常に文脈で判断できるように訓練しましょう。そういう読みができるようになってから、単語の定訳をおぼるようにしましょう。
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