大学一般入試の季節が終わると、学士編入試験も3ヶ月先に迫ってきます。
出題される記事も1月後半からのものが圧倒的に多くなります。過去問題をしっかりおさえつつ、最新の記事を読み込んでいくことで合格を引き寄せることができます。
とわいえ、過去問や最新記事を読みながら確認すべきはあくまで基礎事項です。基礎事項があいまいですと、文章の流れが読めません。
この時期もっとも陥りやすい思い違いは、「あとは単語だ!」という認識です。
確かに単語力もないのですが、それ以前に英語の読めなさが問題である場合がほとんどです。「あとは単語だ」と思った方はぜひ辞書を引きながら読んでみてください。辞書を引いても文章の流れが読めない人がいくら単語を覚えてもできるようにはなりません。
今ひとつは、英文に書かれている内容が断片的に「わかる」のでなんとかなりそうだ、という認識です。一般入試ではこの程度でも合格できる場合もありますが、学士編入の場合は突破できても1次までです。書き手の主張が読み取れなければ、最終合格できる得点にはなりません。この辺の判断も個人指導でないとアドバイスは不可能です。
ライティングについては、「形だけ」を指導され、中身のない英文にしかなっていない例を多く見かけます。語法を無視した作文で、ほとんど点数にはならないながら、however、nevertheless、on the other handなどなど、discourse markersが短い文に詰め込まれています。要注意です。
まずは、自分の現状をしっかり把握したところから準備をすべきたと思います。
なお、学士編入試験の出題傾向を以下の三つに分けてみました。厳密な分類ではありませんが、目安にはなると思います。
1.旭川医大、岡山、琉球など[ライティングあり]
2.鹿児島、長崎、大分、山口など[Science,Natureなど医学関連の英文を出題]
3.弘前(一次)、滋賀、浜松、新潟、東海(私立)など[大学一般入試に近い出題形式]]
なお、新規の方は、3月から「直前対策講座」という形になります
(指導料が個別の見積もりになります)。
2月末までの参加は通常の指導料です。