ワクチンは、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」とに大別される。ジェンナー(Jenner)が天然痘のワクチンを開発して以来、改良を重ねてきたが、ワクチンの開発技術は、パスツールの2極の方法に基づいているという。
以下の文章にはその点が書かれている。
二つの文章を分析してみよう。
The vaccines developed over the first two hundred years since Jenner's life time have accomplished striking reductions of infection and disease wherever applied. Pasteur's early approaches to vaccine development, attenuation and inactivation, are even now the two poles of vaccine technology.
まず、
The vaccines developed over the first two hundred years since Jenner's life time have accomplished striking reductions of infection and disease wherever applied.
について、主部と述部はどこで別れるだろうか。
これは、time/haveのところだ。
次に、
Pasteur's early approaches to vaccine development, attenuation and inactivation, are even now the two poles of vaccine technology.
こちらの文で注意すべきは、
attenuation and inactivationの部分に注目したい。
つまり、この二つが
Pasteur's early approaches to vaccine development
のtwo polesということになる。
次の事柄を確認しておこう。
attenuation(n)
弱毒化;減弱;減衰;減衰化薬;弱毒化;希釈;減毒;アテニュエイション【基医;物理】
(細菌やウイルスの毒性を弱めて投与する「生ワクチン」ものについての言及)
inactivation(n)
非働化;不活化;非動化;失活【基医】
(培養したウイルスを精製し,ホルマリンやβ-プロピオラクトンなどで不活化して感染性を失わせたワクチンについて言及している)
次の言葉も確認しておこう。
vaccinology
vaccin/o/logy
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