ちょっと脱線気味ですが、用語の確認を。
New studies indicate that damage to the mitochondrial genome (mtDNA) accumulates with age, specifically in the dopaminergic neurons of the substantia nigra implicated in Parkinson disease. These findings suggest that mtDNA damage is important in the decay of dopaminergic neurons in aging and in Parkinson disease, resulting in loss of mitochondrial function and, ultimately, neuronal death.
[An abstract from "mtDNA clock runs out for dopaminergic neurons" , Nature Genetics]
(フルテキストは、$18で該当記事のみ購入するか、Nature Geneticsの購読が必要)
mitochondrial genome (mtDNA) :
ミトコンドリア中に存在する環状二本鎖DNA.自律的に複製するので細胞質遺伝現象の原因となる
genome:
生物が調和のとれた生活機能を営むために不可欠な,最小限度の遺伝子群を含む染色体の一組.それぞれの生物は固有の染色体基本数からなっており,1ゲノム内には相同染色体は含まれない.ヒトでは22本の常染色体と,1本の性染色体が1ゲノムに相当する
dopamine:
ノルアドレナリン,アドレナリンの直接の前駆物質であり,またそれ自体中枢神経系の神経刺激伝達物質などとして重要な生理的役割をもつカテコールアミン.中枢神経系においてはプロラクチン放出阻止因子あるいは黒質‐線条体系の伝達物質として機能していることが明らかにされたほか,精神分裂病に有効な向精神薬がいずれもドーパミン受容体の遮断作用をもつことから,この疾患との関連も注目されている.
dopaminergic neuron:
【解剖】ドーパミン作動性ニューロン
neuron:
ニューロン,神経細胞
substantia nigra:
【解剖】黒質
コメント