このブログを覗いてくれる人は、難解大学を目指す自信がある人が多いのではないでしょうか。これまで、周りからも「できるひと」とみられ、自分でも程度の差こそあれ、そんな自覚をしているのではないでしょうか?
しかし、そういう自信のある人でも上手く行かないのが、大学受験かもしれません。中学まではオール5,高校の平均評定は4.8前後。こんな人でも入試に失敗する人は多いものです。ですから、推薦入試がはやるのでしょう。自分への自信を常に疑ってみることも大切だろうと思います。
今回紹介するNauterのNewsは、逆の意味でintelligenceのa fixed quantityしかないと思い込んでいる生徒についての話ですが、「出来る」a fixed quantityがあると信じている人にも参考になる研究報告だと思います。
Published online 16 April 2009 | Nature | doi:10.1038/news.2009.366
News
Writing about values shrinks racial grades gap
Short essays raise school scores of low-achieving African-American students for two years.
http://www.nature.com/news/2009/090416/full/news.2009.366.html
まずは、以下の文の意味を考えてみましょう。
Students taught that their intelligence is not fixed do better than students who believe intelligence is a fixed quantity,
単語チェック:
values 価値観
racial 人種の、人種上の、民族の
intelligence 知能,聡明,理解力
do better(well) (学校で)成績がよい
fixed quantity 定量
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