毎年、この講習にどう参加するかが大学入試を合否に大きく関係すると言われてきました。高校3年生や大学受験生はしっかりした調べをして、さらにどれだけ視野を広げられるか、高校1~2年生は上級生に危機感を持たせるだけの活躍ができるか、などでこれまで入試結果との関連性が認められます。
内容的に広くかつ深く文法・語法を探求します。文法や語法は英語を学習限り疑問がつきものです。限りなく分からないからこそ、基本を整理して置くのです。しかし、基本を整理したからといってそれで安直に「分かる」ものではありません。ただ、少なくてもこの作業を通して、勝手な「法則」をでっち上げる習慣だけは排除できるようになります。
今回は文法中心ですが、基本をごまかさずに整理する、という姿勢をこの講習では課してますから、こういう指導を中途半端な気持ちで臨むことが結果として否定的に現れるのは当然です。
ときどき(といっても最近は多くなってきてしまいましたが)、部活や他の予備校などの夏期講習や模試を理由に参加しなかったり、「一回位は」と欠席した受講生もいます。それはそれなりの結果になって出てきます。これは回数の問題ではなく、心構えの問題でしょう。部活や他の講習は「楽」なのです。ですから、そこで息抜きをしているわけです。そういう姿勢が中途半端な結果につながるのも当然ともいえます。
毎年受講生からは「地獄の特訓」ともいわれ、夏休み前に渡された教材を講習が始まる前までに徹底して読み込むことを課しました。模試の英語の成績が1000番以内(20万人中)の受講生も四苦八苦するのですから、その厳しさを想像していただけると思います。
今回は夏休みの各受講生の進み具合をみて内容を決めるしかなったので、こういう形(文法・語法)になりました。従来に比べると相当後退した量ですが、徹底した予習を課します。一回約10ページの内容が頭に入っていないと何をやっているのか分からないと思います。ただし、その分からなさは、「分からない」のではなく、「知らない」だけ、ということです。知らないことをまず整理するのです。ここに英語学習の「はじめ」があります。
日時:8月25日~31日午後1~4時(27日(日)を除く6日間)
テーマ:英文法および基本動詞の意味範囲と語法
費用:30,000円[教材・コピー代1,000円](通常受講生10,000円[教材実費500円のみ・高校3年生はなし])
対象:高校2~3年生及び大学受験生(意欲ある高校1年生の参加も認める)
定員:通塾2名、通信5名[合同授業]
なお、テキストは最初の2日間分をコピーで送ります。残りは書籍が間に合うと思うので今週中にそれを送ります。補助プリントはありますが、解答、解説プリントの類はありません。
詳細は、問い合わせください。
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