奥多摩川が渓流魚解禁、ということで行って来ました。そもそも「解禁」にあわせていくなどということは始めてのことなので、どのようなものかまったく予想がつきませんでした。
青梅に入ると、梅の見ごろなのか、梅林のあたりは観光客がちらほら、混雑といえば混雑なのですが、今一盛り上がってはいない、しかもそのある種賑わいは「渓流魚解禁」ということはありらかに「そうではない!」、釣り客はどこ に?そんなに空いているのなら、と期待は膨らみます。軍畑大橋を渡って、息子に河原を見てもらうと、「そんなに人いないよ」と。さらに期待を膨らまして、遊魚券をもとめて、一軒の商店へ。駐車場の位置を確認すると、「解禁日なので、もう一杯でしょう」とのこと。ちょっと不安に。しかし、ちょっと行ったところに「有料」の駐車場。800円。「ここでいいか」と思うも、17時半まで。そこでさらに進んで御岳橋を逆に渡り、少し戻るとまた「有料駐車場」。がらがらの空き。それで無料の駐車場の位置へ。しかし、こちらはやはり満車。それで、先ほどの「がらがら空き有料駐車場」へ。
支度をして河原へ。両岸ほぼ満員。しかも餌釣りさんのみ。フライフィッシングどころかルアーの釣り人もいない。出かけるときに、息子には「今日はフライは無理かもしれないよ」ということで、一応ルアーも準備してきていました。
12時半頃で、餌釣りさんもボツボツ釣れている程度。しかし、ビクにはもう10尾くらい入っていました。30分でほぼ入れ食いだったようです。
我々は、フライで始めました。流れは速いし、魚のいそうなところを狙うには力量不足なので、まあ、キャスティングの練習といった感じで思いっきりロッドが振れました。2時過ぎに一休み。これを期にルアーに変更。餌釣りさんも一人二人と帰り出したので、彼らの狙っていた小場所をルアーを投入。30分位して、ほぼまくれでニジマスを一匹。さらに、別の小場所からも餌釣りさんが帰ったので、そこにルアーを。そこで一尾ニジマスを追加。まだいる感じなので、息子がウエットで狙うが反応なし。確かにいるので、ルアーを引いてみると、魚が追ってくる。再度ルアーをキャスト。狙い通りにニジマスがヒット。3匹目。
まだ、いる気がしたのですが、場所を休めさせるためにちょっと下流の小場所へ。ここはウエットで攻めみました。「ガッツン」という感触。底を釣ったのか魚か確信がもてないものの、違うウエットを使っていた息子に狙わせるが反応なし。息子がルアーに換えて狙ってみるが反応しないらしい。そんな折、息子がロッドのティップが折れたといってその場を離れてきました。やはり3,000円のロッドは折れやすいのか、これでウチのルアーロッドは全部折れました。まあ、トップガイドをくっつければ、そこそこ使えます。
ただ、息子が離れた小場所に餌釣りさんが入ります。そして数投目。引き寄せた魚はヤマメ(放流魚のようだが)。「やはりいた」ということになりました。
管理釣り場では釣れる息子も、放流魚とはいえやはりうまく狙えなかったようです。しかし、かれなりに次の作戦を立てたようで、「また来たい」ということでした。餌釣りさんもなれた方が多く。つれる人とつれない人がはっきりわかれていたので、「ミャク釣りもやってみた」と息子。確かにフライをやるにも参考になることでしょう。