多摩川でコイのフライフィッシングが出来るらしい、ときいてどんなものかと見学がてら、オイカワなどの小物釣りをしてきました。
電話で餌になる赤虫などが入手できるか、と問い合わせた「飯田屋つり具店」をまず探し出し、餌(サシ)と小物を購入。サシでつりをするのは子供のと時以来。昔は、コルクのふたのついた透明の小瓶に入って売られていたという記憶があります。ご主人が冷蔵庫から出したのは密閉のビニールの小袋。これだけではどうも心もとないと感じていると、「100円ちょっとで入れ物があるんですが・・・」とご主人。出てきたものは、なんともよく出来たサシ専用の餌入れ。首から下げられるように紐までついている!
ひとしきりご主人と楽しいおしゃべりをして、多摩川へ。最初はほとんど流れの止まったところで竿を出したものの、かろうじて一匹、オイカワの♀がかかっただけだったので、流れのある方へ移動。
跳ねを見つけたので竿をだしてみると、すぐに反応があり、ここではオイカワの♂、♀を何匹が釣り上げることができました。たまたま息子の同級生が親御さんときており、息子の竿で何匹か釣り上げることができた。竿を息子に預け、少し上流に様子を見に行くと、毛ばりでオイカワ狙いの少年、転がし釣りでアユをつっている年配の方。転がし釣りの方は、20cmクラスをあたまに15匹くらいアユを釣り上げていました。「毛ばりでもつれますかね」とうかがうと、「あの、上流の瀬でやれば釣れるよ」ということでした。
ひっとしてアユも、ということで「青ライオン」「八ツ橋」を2本ずつもってきていたので、試してみることにしました。なかなか反応がなかったのですが、やっとあたりが。途中で針が外れてしまいましたが、15cmほどのアユでした。あとは、オイカワが2匹かかりました。(ともに息子)
まったくあたりがなくなったころ、瀬の上流の瀞場で小魚がさかんに跳ねているので、息子が少し立ち込んで毛ばりをながしましたが、まったく反応なし。餌でもだめ。
ということで、ここで終了。
ここのアユは毛ばりでねらうことができることがわかったことは収穫でした。今回持参したのは3.6mと3.9mと短い竿でした。やはりもう少し長い竿が必要でした。アユについていえば、投網をやっている人がいるなか、転がし釣りであれだけ釣果がでているのですから、かなり魚はいるのではないでしょうか。しかもすべて天然溯上。ただし、先の転がし釣りの方のはなしでは、「臭くて食べられない」とのことでした。アユの引き味は独特で、これを体験するためでけでも十分価値があるのではないかと思います。ただ、アユ毛ばりは2本で400円程度とかなり高価。自作の方法を検索中。
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