久しぶりに一日まるまる時間が取れたので、毛ばり釣りをやってきました。
「開成水辺フォレスト-スプリングス」という管理釣り場です。
初めてのところなので、どんな毛ばりが有効なのか分かりませんでした。またフライ作りなどの久しくしていなかったので、あり合わせの材料で、黒系、ナチュラル(ケヒルの色)系、オレンジ系ということを念頭にあれこれ作りました。結局、色も大きさもあまり関係なく(大きさは12~18)、魚は顔を出してくれました。ただ、最初はなかなかフッキングしてくれませんでした。理由はよく分かりませんが、ここの魚と呼吸が合わなかったのでしょう。次第にタイミングがあうようになると次々にフッキングしてくれました。ただし、魚の力が強く、6xのリーダー、ティペットではしばしば切られました。子どもやっとフッキング。かなり暴れた、きれいな虹鱒を釣り上げました。現地では気づかなかったのですが、写真でみるとロッドの角度など、基本の姿勢は出来ていました(親ばか)。
このような管理釣り場に放流される虹鱒は、いくつか種類があるようです。今回ここで釣れたもっとも大きなもの(右、50cm位。フライはオリジナルの18番・黒(seal's fur))は、普通の虹鱒(左、子どもが釣り上げたもの含め、他は全部これだと思われます)とはちょっと異なる種類のようです。(食べるために処理すると、肉色はサーモンピンク。ムニエルでおいしくいただきました)
この釣り場は、酒匂川(さかわがわ)沿いにあるのですが、周辺には湧水が多く、支流の狩川では冬でも水生昆虫の羽化があり、ハヤ(オイカワ)の毛ばり釣りで有名でした(今はどうかは知らない)。実際、この釣り場でも、今日はナチュラル色の水生昆虫の成虫が飛んでいました。他の釣り人が立ち木に引っ掛けた毛ばりも14番の大きさのナチュラル色の毛ばりでした。Webでの紹介では「黒系」ということでしたが、ユスリカのハッチもあるのかもしれません。ただ、今日の感じでは「黒」という色がここの魚をひきつけている、という印象を受けました。浮かしても、ちょっと沈んでも、また沈めても「黒」は有効でした。
ほんとうに久しぶりの「遠征」でした。次は半年後か、一年後か。丸沼あたりにいければいいのですが・・・