流れ込みがなくなった!
①かなりの水量の川が②の方向へ流れる。
②ここで暗渠になる
③で、この下で流れは「消える」
かつてこの流れは右側から赤の矢印で示したように流れ込んで、黄色の線のところでせき止められ、上流に流れて、赤の矢印のように源兵衛川の流れに合流していました。しかし、今は、①②③の写真の順序で流れてきた流れがなくなってしまっています。どこへいったのか?水面の高さから考えると、橋の下で合流するとは考えにくい。源兵衛川の流れの下を通って、どこかに水を流しているのだろうか。
右からの流れの上流にニジマスをかっているところ(今はグロテスクなほどに肥大化した鯉が泳いでいる)があり、そこを逃げ出したニジマスがこの橋のところで釣れました。ここは小学校時代のお気に入りの釣りのポイントで、ニジマスはまれで、たいてはまるまる太ったアブラッパヤが釣れました。黒川虫(ヒゲナガカワトビゲラの幼虫)が主食にしていたようで、これをエサにしないと釣れませんでした。黄色の線を書いたところはトロ場になっていて、小さなカワゲラの幼虫がとれ、これでも釣れなくはなかったのですが、うまく針に付けられなかったので、もっぱら黒川虫をエサにしていました。
なお、この源兵衛川は本来は農業用の水路でした。田植えに備えて、毎年3月ごろ上流をせき止めて農家の人たちが川の掃除をしました。この時は流れがないので、魚とり(ガサガサ)ができました(普段は流れが速すぎで川に入れないし、うまくタモ(魚とりの網)が使えない)。この魚とりでたいてい腰までつかって魚をとるので、必ず熱をだし、数日間高熱に苦しむのですが、この時期が終わると春が来きて、新学年になる、という季節感でした。
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