微生物ガンビエールディスカスがオニヒトデなどに生息しそれを食べたイシガキダイなどが汚染され、その魚をヒトが食べることでシガテラ中毒を引き起こすと言われます。もともとこの微生物は沖縄などの暖かい海で珊瑚礁が死滅することで繁殖すると言われてきましたが、地球温暖化の影響か、石灰藻が見られる伊豆などの海でもすでに生存が確認されているという情報があります。
厚生労働省がシガテラ毒により危険だと指定している魚は10種:アカマダラハタ、アマダレドクハタ、オニカマス、バラハタ、バラフエダイ、フエドクタルミ、アオノメハタ、オジロバラハタ、マダラハタ、オオメカマス
平潟湾で釣れるカマスは、「アカカマス」だと思われます。ただ、25日につれたカマスは「ダルマカマス」に形が似ていました。もしそうだとすると沖縄以南に生息すると言われます。どちらにしても南日本以南に分布するカマスです。やはり温暖化の影響なのでしょうか。
シガテラ毒の恐れのあるものは、大型の「オニカマス」などの大型になるカマスということで、とりあえずは心配はないと思います。
このところ毎日夕方になると、湾内に入ってくるようで、ルアーにも激しくアタックしてくるので、とてもスリリングな釣りを楽しめます。しかも、塩焼きにするととても美味しい魚です。