ここ数年の出題傾向
A, Bの二つの形式
A:。
短文の二箇所の単語に下線が引かれており、その二つの第一アクセントの位置が正しく示された組み合わせを選択するもの。
品詞によってアクセントの位置が移るもの、あるいは移りそうな気持ちにさせられるものが出る。どちらにしろ、名詞で使っているので、第一音節にストレスがある。対策としてとりたてて言うこともないが、第一音節の第一アクセントがある単語を気に留めておくとよいかもしれない。
まったく別な単語を二つ問うて、二つ分からなければ点数にならない、というのはおかしなはなしである。この方針を立てた人間は、基本的にテストを作る素養なし、と思われる。こんなご連中のテストだ。翻弄されるのではなく、「アホくさい」と思いながら、余裕で解答してゆこう!
B:
一続きの会話文。4つの文章に下線が施されており、そこで文脈から考えてもっとも強く発音する単語を選べ、というもの。
発音の問題ではなく、読み取りの問題と思うべし。内容から考えて、ふさわしいものを選ぶ。
原則として、すでに同じ発言者によって述べられている言葉は選択対象ではない。呼応する言葉に注意。人、動詞の時制などに注意して解答しよう。
なお、来るセンター試験には「リスニング」が加わるので、この「発音問題」がどうなるかは予測が立たない。どれを強く発音するか、という発信側の視点から出題されているので大きな変更はないかもしれない。
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