2月上旬に行われた上智大学の英文の出典について若干まとめてみます。
新聞記事では、日本の英字新聞から出題が特徴です。The Japan Times、The (Daily) Yomiuriからがかなり多いです。また、前年の2月~5月上旬に限られています。来年度の受験生、あるいは受験指導にあたる教師は、この三ヶ月はしっかり目を通して置くと「的中」の可能性が高い、ということになります。
海外のメディアでは、BBSがもっとも多かったです。その他は、Timeが1,Washington Postが1でした。
あとは、ちょっと古い書籍からです。当スクール受講者の必読書としてリストにあげているものの一つに、The Best American Essaysがありますが、2003度版から出題がありました。過去に都立大(首都大学東京)で出題され、その文は授業で取り上げたものでした。
上智の教師は、あまり最新の書籍文献は読まない、という傾向があるのでしょうか。日本の英字新聞はよく読むのか、これらから出題が多い、というのも意外でした。海外の新聞、雑誌はほとんど目を通さないのか。
こう書いてしまうと、来年は日本の英字新聞からの出題が少なくなるかもしれません。国立医学部学士編入試験で、Nature、Scienceを中心に取り上げたら、この二つからの出題が最近は少なくなりましたから。
とにかく、半分以上はネット上で読める英文ですから、ネット上の英文に多く触れてゆくことが、大学入試においても有効、ということになると思います。
慶応、早稲田については後日もう少し丁寧に追っかけてみたいです。
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