同じTBS愛の劇場で、この『ラブレター』より一年半前に放映された『砂時計』。「似ている」と言われていたので観てみなくてはと思い、観てみました。
確かに、恋愛騒動は「流用」といったところで、『砂時計』の原作者からみれば、「盗作」とも言えるかもしれない。ただ、テレビドラマにしたことで、これらを制作した会社(ドリマックス・テレビジョン、TBS)に著作権がある、ということからOKなのだろうか・・・・
ただ、『砂時計』は初恋の成就が主眼で、ヒロインの母の自殺、月島椎香の出生などのテーマはほとんど掘り下げられていない。また、あまりに素朴すぎり結末をどう考えたらいいのか・・・・?
ところで、テレビドラマを小説や戯曲を読む手法でアプローチしているのですが、台本が手に入ると追っかけやすいのでは、ともいます。先日、市川森一さんが亡くなった旨の報道がありました。市川さんはテレビドラマの台本もライブラリーにすべき、ということで活動されていた、と聞いています。データベース化されるとありがたいです。
ついでながら、市川さんの奥さんは柴田美保子さん。中学時代だったか、連続ドラマのヒロインで「あこがれの女性(お姉さん)」でした。
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